キーボードもディスプレイもマウスもLANケーブルもないけどRaspberry Piを触りたい
Macbook ProしかないけどRaspberry Piを触りたい
家が狭いので&持ち運びが面倒なのでキーボードetc持ってません...。
でもRaspberry Piで遊びたい!
使ったもの
- Raspberry Pi 3 (以下ラズパイ)
- microSD
- microSDをMacで読み込むためのリーダー
- Mac
手順
Raspbianをダウンロードする
Download ZIPからRaspbianをダウンロードします。
The Unarchiverを使って解凍します。
SDカードのフォーマット
SD Card Formatterを使ってmicroSDを初期化します。
今回はクイックフォーマットにしました。
RaspbianをmicroSDカードへ書き込む
balenaEtcherを使ってmicroSDへRaspbianを書き込みます。
ラズパイをssh接続できるようにする
microSDのルートであるboot
にssh
という空フォルダを作ります。
microSDをMacで読み込んで、ターミナルから下記を実行します。
$ touch /Volumes/boot/ssh
ラズパイでWi-Fi接続するためにwpa_supplicant.confを作成する
/Volumes/boot/
配下へwpa_supplicant.conf
を作成し、下記を記載します。
country=JP ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 network={ ssid="Wi-FiのSSID(ネットワーク名)" psk="Wi-Fiのパスワード" }
Macからラズパイへ無線でssh接続する
microSDをラズパイへ挿して電源を入れます。
その後、Macから下記を叩きます。
$ ssh pi@raspberrypi.local
初期パスワード raspberry
を入力すると、下記のように表示されます。
ラズパイへの接続が完了です。
pi@raspberrypi:~ $
ラズパイのIPアドレスを調べる
exit
でラズパイを終了し、下記を叩いてラズパイのIPアドレスを調べます。
$ arp -a
ラズパイのMACアドレスはb8:27:eb
ので、
b8:27:eb
から始まるMACアドレスを探して、
その行頭に記載があるIPアドレスをメモしておきましょう。
Macでラズパイの画面共有をする
ラズパイへVNCサーバをインストールする
$ ssh pi@raspberrypi.local
下記コマンドを叩いてラズパイへVCNサーバをインストールします。
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install tightvncserver
インストールが完了したら、下記コマンドでサーバを立ち上げます。
pi@raspberrypi:~ $ sudo tightvncserver
サーバが立ち上がるとNew 'X' desktop is raspberrypi:1
のように表示されます。
この末尾の1、プラス5900の、5901がMacからラズパイ画面に接続するポート番号となります。
MacのFinderからラズパイへVNC接続する
Finderの移動タブ->「サーバーへ接続」を選択します。
「サーバアドレス」の欄にvnc://IPアドレス:ポート番号(5901)
と入力し、「接続」を押下します。
パスワードにVNCサーバ初回立ち上げ時に設定したパスワードを入力すると、 Raspbianの画面が表示されるはずです。